Sunday, February 24, 2008

春の恋歌一首

しのぶれど真夏のごとき光もてミモザアカシアあふれてしまう

 ミモザアカシアは通常ミモザとのみ呼ばれ一般的に見らるる庭木なり。ときに大木あり。花は小粒の丸きをたわわに実るがごとく咲かすなり。地方によりて時季は異なれど春の花なり。春早きこの季節我がしもふさのくににて鮮やかな黄色の花を盛んにつける様見事なり。
 この一首文語にて書き起こしたれど結句に現代語を用いたる故新かなづかいを用いたり



  初出:http://po-m.com/forum/ [2007年3月5日10時32分]

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